歩行周期

科目別勉強法

理学療法士国家試験の歩行分析問題を攻略|歩行周期・筋活動の覚え方を解説

歩行分析問題は「原因」を考える国家試験では、「この歩き方だから、この筋肉が弱い」というように、歩き方から原因を考える問題が多く出題されます。そのため、歩き方だけを見るのではなく、「なぜこの歩き方になっているのか」を考えることが重要です。例えば、・中殿筋筋力低下・前脛骨筋筋力低下・下腿三頭筋筋力低下・股関節可動域制限・足関節背屈制限などがあると、歩き方に特徴が現れます。国家試験では、筋活動↓歩行の変化↓原因という流れで考えると解きやすくなります。国家試験で覚えておきたい異常歩行異常歩行は種類が多いため、最初は混乱しやすい分野です。しかし、すべてを一度に覚えようとする必要はありません。まずは国家試験でよく出題される歩行から覚えましょう。代表的な異常歩行には、・トレンデレンブルグ歩行・デュシェンヌ歩行・分回し歩行・鶏歩(下垂足歩行)・痙性歩行・パーキンソン歩行などがあります。例えば、トレンデレンブルグ歩行では、立脚側の中殿筋が十分に働かないため、遊脚側の骨盤が下制します。また、鶏歩では、前脛骨筋など足関節背屈筋群の筋力低下により、つま先が床に引っ掛からないよう股関節や膝関節を大きく屈曲させて歩行します。このように、「筋肉の働き」と「歩き方」を結び付けて覚えることがポイントです。実地問題では問題文も重要歩行分析問題では、イラストだけを見るのではなく、問題文にも重要なヒントがあります。例えば、・疾患名・年齢・術後日数・筋力低下・疼痛・感覚障害などです。私自身も国家試験では、問題文を読みながら、疾患名発症時期ADLリスクなどに線を引いて整理していました。すると、歩き方を見る前に、「この疾患なら何が起こりやすいか」を考えられるようになり、実地問題が解きやすくなりました。私が実際にやっていた歩行分析の勉強法歩行分析は、一度覚えただけではなかなか身につきません。私自身もQBで歩行分析問題を何度も解きました。最初の頃は、「また歩行問題か……」と少し身構えてしまうこともありました。しかし、問題を解くだけではなく、「なぜこの選択肢が正解なのか」「他の選択肢はなぜ違うのか」まで説明できるようにすることを意識しました。過去問を繰り返し解いていると、答えだけを覚えてしまうことがあります。そのため、5つの選択肢すべてについて説明できる状態を目標に勉強していました。この勉強法は歩行分析だけでなく、国家試験全体の得点アップにもつながったと感じています。国家試験だけでなく臨床でも役立つ歩行分析は国家試験対策だけの知識ではありません。新人PTになると、歩行評価は毎日のように行います。私自身も新人時代に動作分析や歩行分析を改めて勉強しました。国家試験では、「試験のための知識」と思っていた内容が、実際の患者さんを見るときにも役立つことを実感しました。そのため、国家試験対策としてだけでなく、「将来の臨床につながる知識」という意識で勉強すると、モチベーションも維持しやすくなると思います。おすすめ参考書📚 メイン:クエスチョン・バンク 理学療法士国家試験問題解説(国家試験対策の定番。歩行分析問題も豊富に収録されており、解説を読みながら理解を深めることができます。)リンクリンク📚 補助:観察による歩行分析(歩行分析をより深く学びたい方におすすめです。写真やイラストが豊富で、歩行周期や異常歩行を視覚的に理解しやすく、国家試験だけでなく臨床でも長く活用できます。)リンクまとめ歩行分析問題を攻略するためには、・歩行周期を理解する・筋活動をセットで覚える・筋肉の役割まで理解する・異常歩行の特徴を整理する・問題文の情報も活用する・過去問で繰り返し復習することが重要です。私自身も歩行分析は苦手でしたが、「歩行周期 → 筋活動 → 関節運動 → 原因」という順番で考えるようになってから、問題を整理しやすくなりました。歩行分析は国家試験で頻出のテーマですが、一度理解すると実地問題全体の得点アップにもつながります。ぜひ今回紹介した考え方を参考にしながら、過去問を繰り返し解き、歩行分析を得意分野にしていきましょう。