新人理学療法士になると、
・何から勉強すればいいの?
・どの本を買えばいい?
・学生時代の参考書だけで大丈夫?
・先輩はどんな本を使っていた?
と悩む人も多いと思います。
私自身も新人時代は、
「どの治療を選択すればいいのだろう」
と悩むことが多くありました。
学校では評価方法や知識を学びますが、実際の臨床では患者さん一人ひとり状態が異なります。
そのため、臨床で役立つ本を少しずつ揃えながら勉強していきました。
この記事では、私が学生時代から新人PT時代に実際に使い、今でもおすすめしたい参考書を5冊紹介します。
① 動作分析 臨床活用講座―バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践
新人PTになって最初に購入してよかった本です。
臨床では、
「歩き方がおかしい」
と思っても、
「なぜそうなっているのか」
を説明できなければ治療につながりません。
この本では、
・動作分析
・バイオメカニクス
・臨床推論
を分かりやすく学ぶことができます。
私自身も新人時代は動作分析から勉強を始めました。
患者さんを見る視点が大きく変わった一冊です。
② 運動療法のための 機能解剖学的触診技術 上肢−改訂第2版
触診が苦手な新人PTにおすすめの一冊です。
肩関節や肘関節など上肢を担当する機会は非常に多くあります。
写真や図が豊富で、
「どこを触ればいいのか」
が分かりやすく解説されています。
新人時代はこの本を見ながら何度も触診練習をしました。
③ 運動療法のための 機能解剖学的触診技術 下肢・体幹−改訂第2版
歩行分析や立ち上がり動作など、
下肢・体幹を評価する場面では非常に役立つ一冊です。
新人時代は、
「本当にこの筋肉を触れているのかな」
と不安になることもありました。
この本で繰り返し確認しながら練習したことで、自信につながりました。
④ 関節機能解剖学に基づく整形外科運動療法ナビゲーション 上肢・体幹
整形外科疾患を担当する新人PTにおすすめの一冊です。
肩関節や肩甲帯、体幹の評価から運動療法まで詳しく解説されています。
新人時代は、
「評価した後に何をすればいいのだろう」
と悩むことが多くありました。
この本は評価だけではなく、治療の考え方まで学ぶことができるため、とても参考になりました。
⑤ 関節機能解剖学に基づく整形外科運動療法ナビゲーション 下肢
私が新人時代によく読み返していた一冊です。
人工膝関節全置換術(TKA)術後の患者さんを担当することが多く、
評価方法や運動療法を考える際に何度も参考にしました。
下肢疾患を担当する新人PTには特におすすめです。
本を買いすぎる必要はない
新人になると、
「あの本も欲しい」
「この本も必要そう」
と思うことがあります。
私自身も本屋へ行くたびに、
「全部読みたい…」
と思っていました。
ただ、財布はそこまで元気ではありませんでした。
そのため、一冊購入したらしっかり読み込むことを意識していました。
今振り返っても、
本の冊数よりも繰り返し読むこと
の方が大切だったと感じています。
番外編:肩関節疾患を担当するならこの一冊
私が整形外科疾患を担当するようになって特に役立ったのが、
肩関節拘縮の評価と運動療法
です。
肩関節拘縮の評価方法から運動療法まで詳しく解説されており、肩関節疾患を担当する新人PTには非常におすすめです。
担当患者さんに合わせて参考書を追加したい方は、ぜひ読んでみてください。
実際に感じたこと
新人時代に一番苦労したのは、
治療方法を選択すること
でした。
入職して約2週間で担当患者さんを持つようになり、
「この患者さんには何を優先して行えばいいのだろう」
と毎日のように悩んでいました。
私が最初に担当した患者さんは人工膝関節全置換術(TKA)術後の方だったため、評価方法や運動療法について繰り返し勉強しました。
その時に役立ったのが、今回紹介した参考書です。
本を読んですぐに治療が上手くなるわけではありません。
しかし、
「患者さんを診る→本で確認する→翌日に実践する」
この繰り返しが少しずつ自信につながっていきました。
まとめ
新人PTにおすすめしたい参考書は、
・動作分析 臨床活用講座
・機能解剖学的触診技術 上肢
・機能解剖学的触診技術 下肢・体幹
・整形外科運動療法ナビゲーション 上肢・体幹
・整形外科運動療法ナビゲーション 下肢
の5冊です。
どれも私自身が学生時代から新人時代に実際に使い、臨床で役立った参考書です。
最初から多くの本を購入する必要はありません。
まずは担当している患者さんや、自分が苦手な分野に合った一冊を選び、繰り返し読み込むことをおすすめします。


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